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2025.05.16

阪神大学野球ベストナイン 本学から救援で最多勝?防御率1位の北尾、打率.333の三塁?齋藤を選出

 阪神大学野球連盟は5月15日、春季リーグの表彰選手を発表しました。ベストナインに、リーグ4位の大阪体育大学から投手で北尾太一(体育学部3年、須磨翔風)、三塁手で齋藤智也(体育4年、玉野光南)の2人が選出されました。

ベストナインを初受賞した大阪体育大学?北尾太一投手(右)、齋藤智也三塁手

北尾太一投手 「救援マウンドは投手が一番輝ける場」

 北尾はチーム10試合のうち9試合すべてで救援。20イニングを投げて14奪三振で、最多タイ、チームの全勝利となる4勝を挙げ、防御率も0.90でトップでした。「中継ぎとして1戦1戦投げていった結果、このような賞をいただくことができた。防御率1位になったのもうれしい」と話します。
 ツーシーム、カットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップにフォームと球種は多彩。松平一彦監督は「今シーズンは変化球が良く、三振を取れた。真っすぐと変化球の見極めが難しい投手だ」と話します。昨秋は登板機会がなく、公式戦は2年生で2試合投げた昨春以来です。
 兵庫?須磨翔風高校卒。高校の先輩の阪神タイガース?才木浩人選手に憧れ、才木投手の背番号35を背負っています。大学ではスポーツマネジメントコースで冨山浩三教授(スポーツマネジメント)のゼミに所属。授業では、バイオメカニクス、機能解剖学の授業が人体の機能がよく分かって、日々のトレーニングに活きているといいます。
 秋に向け、「先発へのこだわりはない」と話します。「ピッチャーが一番輝ける場は救援。マウンドに上がると応援もひときわ大きい」
 「春季リーグはバックを信頼して投げたことが結果につながった。秋も1戦1戦丁寧に投げたい」と抱負を語りました。

北尾太一

齋藤智也三塁手 「秋は優勝と首位打者を」

 斎藤は「昨年、秋のリーグが終わった時、春にベストナインを取ることを目標に練習してきたので、うれしい」と笑顔を見せました。春は打撃ベスト10で10位の打率3割3分3厘を挙げ、1本塁打7打点と長打力も光りました。一方で「バントや右方向などどんな状況にも応じたバッティングができる。守備は送球の確実さが持ち味」と自己評価します。
 岡山?玉野光南高校卒。教員を目指すとともに高いレベルで野球ができる環境として大阪体育大学に進みました。スポーツ教育コースで森田玲子講師(舞台芸術)のゼミに所属。スポーツ心理学の授業がアスリートとして特に役立ち、「自分はメンタル面で弱い部分が出るので、そこを直そうと集中して取り組んだ」と振り返ります。
 昨秋の2位から優勝を目指した大体大は4位。「あと1点で負けた試合が多かった。あと少しの差を詰めていきたい」と課題を挙げ、秋季リーグでの優勝と首位打者獲得を誓いました。

齋藤智也

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